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AI vs. 教科書が読めない子どもたち

この本を読みいろいろな衝撃を受けました。AIがどこまで発展するのかという目安が分かったこと。そして、AIに代替される人たちがあまりにも多すぎるという事実。反論の余地がありません。必要なのは、読解力です。

そもそもですが、AIはプログラムで動いています。意味を理解できません。AIは、プログラムされた内容を元に、ただ早く処理をしているだけ。読解をして本当の意味を読み解くのは難しいのです。
ただ、理解出来ているように振る舞っているだけ。「コンピューターはただの計算機でしかない」という文章を読んで納得感が深まりました。ここが人との最大の違いであり、埋まらない差です。

検索エンジンもAIの一つ。質問の内容から統計処理をして、適切だと思われるか情報を出しているだけ。そのため、質問が下手だと、まったく意味のない回答が表示されます。
東大合格を目指した「東ロボくん」はMARCHクラスの大学には合格するレベルに来ていると言います。しかしこれが限界。それは読解力が低く、確率論から回答して当たっているだけのものもあるから。それ以上上位の大学に入るためには読解力は必須です。

逆に、読解力のない人は、AIに代替される可能性があると著者は言います。将来生き残るためには、読解力が必要。将来の日本に警鐘を鳴らす一冊。


著者名:新井紀子
ページ数:287ページ
出版社:東洋経済新報社
発行日:2018/2/2
定価:1,500円+税

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