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脳が壊れた

何かの記事のリンクをたどりたまたま購入した『脳が壊れた』。著者は41歳で脳梗塞にかかり、高次脳機能障害となります。懸命のリハビリを経て、復活……大変だなぁと思った瞬間に「え?あの鈴木さんなの!」と驚きました。鈴木さんの本は『最貧困女子』『最貧困シングルマザー』など何冊か読んでいました。まさか、まだ若いのに。そこにビックリ。

この本は、いろんなことが学べる良書です。
実際に、脳梗塞になった本人が、自分の苦悩を苦労して言語化しています。本人しか分からない病状をわかりやすく解説してくれています。
脳梗塞になった人がどう感じているのか、何ができ、何ができないのか、本当に驚きの連続。感情の制御がきかなくなる、話せなくなる、指が曲がらなくなる、すぐにものを落とす。ここまでのことが起こるのですね……。

そして、ライター魂で書籍化をしようとする姿。不摂生の末、脳梗塞になってしまった。家族の話、両親の話、友人の話。結局、人は一人では生きていけません。こうしてSOSを出せる人がどのくらいいるのか。そこについても色々と考えさせられました。

私は完璧主義ではないので、そこまでストレスを感じませんが、いろんな感じ方があるのですね。
人のことが受け入れられるようになる一冊。身近な人が脳梗塞になる前に、まず読んでください!


著者名:鈴木大介
ページ数:240ページ
出版社:新潮社
発行日:2016/6/16
定価:760円+税

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