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日本人の勝算: 人口減少×高齢化×資本主義

「人口減少×高齢化」の先が明るくない。誰しもそんな予測は立てているはず。しかし、自分が生きているうちはまだまだ大丈夫。そんな気持ちもあるかもしれません。でも、このまま行くと日本は先進国でありながら、3流に転落するのは目に見えています。
じゃあ、どうしたらいいのか。その解決策を外国人エコノミスト118人の知恵から導き出しています。読み応え十分な一冊。

日本の人材評価は、世界第4位。日本の生産性は世界第28位。本書では、何度もこの話が出てきます。つまり、スキルはあるのに、稼げていないというイメージ。いいものを安く売りすぎていることに問題がある。解決策の一つとして、企業は統廃合を進め、最低賃金を引き上げ、しっかりと教育の時間をかける。とあります、確かに弊社のような研修会社も合併によって効率は上がるでしょう。

至る所で賃金引き上げが叫ばれていますが、ようやく意味が理解できました。中小企業が生産性を落としており、合併により効率が上がる。さらに、賃上げによって消費も拡大する。今、東京の最低賃金は985円。うちがアルバイトさんを雇うときは、1,500円を目安にしています。このくらいまで上げないと変わらないのですね……。色々と将来を考えさせられました。


著者名:デービッド アトキンソン
ページ数:323ページ
出版社:東洋経済新報社
発行日:2019/1/11
定価:1500円+税

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